身長170cmならNMAX125とPCX125どっち?足つき・車重・取り回しを実車使用者目線で比較

2026年モデルのヤマハ NMAX ABS 公式プレス画像 バイク・クルマ

身長170cmでNMAX125とPCX125を検討するとき、どちらの方が足つきがよく、信号待ちや駐輪場で扱いやすいのか。カタログ上のシート高だけを見るとPCXが低いものの、実際の足つきは数字だけでは決まりません。

結論としては、PCXはシート高が6mm低く、足つきの数値を優先する人が最初に試しやすい車種です。一方、車重はNMAXが1kg軽く、差はほぼありません。身長170cmなら両方を候補に入れ、最後はシート幅と片足での支えやすさを実車で確認するのが確実です。

この記事の実体験と検証範囲
エラビベース編集部のNMAX使用者は身長170cmで、フードデリバリーにもNMAX125を使用しています。NMAXの停止・取り回しについては実使用の視点を含め、PCXは2026年8月時点のHonda公式仕様をもとに比較しています。脚の長さや靴、シート位置によって体感は変わります。

2026年モデルのヤマハNMAX ABS公式プレス画像
2026年モデル NMAX ABS。画像:ヤマハ発動機ニュースリリース素材

足つきに関係する数値を比較

比較項目NMAX125PCX125数値上の見方
シート高770mm764mmPCXが6mm低い
車両重量132kg133kgNMAXが1kg軽い
全幅740mm740mmカタログ上は同じ
燃料タンク7.1L8.1L満タン時はPCXの燃料が約1L多い
シート下収納約23L30L荷物を増やすと取り回しにも影響

シート高の差は6mm、車重の差は1kgです。この程度の差なら、シート前方の絞り込みや座面の横幅の方が足の下ろしやすさへ強く影響する可能性があります。カタログ数値だけで「PCXならベタ足」「NMAXなら届かない」と決めることはできません。

身長170cmでは両足ベタ着きより片足の安定を確認

信号待ちで毎回両足を完全に地面へ着ける必要はありません。大切なのは、左足または右足のどちらかをしっかり接地させた状態で、車体を無理なく支えられることです。

フードデリバリーのように停止回数が多い用途では、つま先だけで車体を支え続けると疲れやすくなります。身長170cmの人は試乗時に次の3姿勢を確認してください。

  • シート中央に座って両足を下ろした状態
  • 腰を少し左へずらし、左足を地面へしっかり着けた状態
  • ハンドルを切ったまま車体を押し引きする状態

NMAXの足つきで確認したいポイント

NMAXのシート高は770mmです。身長170cmの編集部使用者にとって日常利用できる範囲ですが、体格が同じでも股下や靴によって接地感は変わります。

NMAXを確認するときは、座る位置を前後に動かして足を下ろしてみてください。シート前方へ移動すると足を地面へ出しやすくなる一方、後方に深く座ると足までの距離が伸びます。配達では停止前に少し前へ座り直せるかも実用上のポイントです。

また、前後2ch ABSを重視してNMAXを選びたい人は、足つきが少し気になるからとすぐ候補から外さず、片足支持を試す価値があります。ローダウンは車体姿勢や乗り心地へ影響する可能性があるため、まず純正状態で確認しましょう。

PCXの足つきで確認したいポイント

PCXのシート高は764mmで、数値上はNMAXより6mm低くなっています。身長170cmで足つきを優先するなら、PCXから試してみるのは合理的です。

ただしPCXは30Lのシート下収納を確保しているため、シートや車体の形状がNMAXと同じではありません。シート高が低くても、足を下ろす位置で太ももが外側へ開けば、数字ほど低く感じない場合があります。

Honda PCXのサイドビュー公式プレス画像
PCXのサイドビュー。画像:Hondaニュースリリース素材

取り回しは1kg差より重心と駐車場所が重要

NMAX132kg、PCX133kgなので、重量だけならほぼ同じです。しかし、駐輪場の傾斜、砂利、切り返す回数、リアボックスの大きさによって体感は変わります。

配達用に大型ボックスを付け、雨具や工具も積むと、カタログ状態より重くなります。販売店で車体だけを押せたとしても、実際の装備を付けた状態では重心が高くなる点に注意してください。

靴で足つきはどの程度変わる?

厚みのあるランニングシューズやライディングシューズは、薄底の靴より地面へ届きやすくなる場合があります。ただし、厚底すぎて足首が不安定な靴や、濡れた路面で滑りやすい靴は逆効果です。

雨の日も乗るなら、靴底のグリップ、防水性、足首の安定も含めて選びましょう。普段バイクで使う靴を履いて販売店へ行くと、実際に近い条件で確認できます。

身長170cmの人が販売店で行うチェック

  • 普段乗る靴でまたがる
  • 両足だけでなく左右の片足支持を試す
  • サイドスタンドから車体を起こす
  • ハンドルを左右いっぱいに切って押し引きする
  • センタースタンドを掛けられるか確認する
  • リアボックス装着後の重心を販売店に相談する
  • 可能なら低速で停止と発進を繰り返す

足つき重視ならPCX、装備重視ならNMAXから試す

数値だけで選ぶなら、シート高764mmのPCXが足つき面でわずかに有利です。収納30Lと8.1Lタンクも、通勤や配達で使いやすいポイントです。

一方、NMAXは前後2ch ABSやスマートフォン連携が魅力です。身長170cmでも候補から外すほど大きな数値差ではありません。PCXは足つきと実用性、NMAXは安全装備と走りを優先する人から試すと、比較しやすくなります。

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